主として小規模監査事務所(30名程度以下)を対象としています。まだ、事務所規模が小さく、AuDicsが提供するITインフラ・セキュリティを含むプラットフォームへの投資は、今後の事務所規模拡大・成⾧の中で段階的に進めたい、しかし一方で、監査調書の電子化だけはできるだけ早期かつリーズナブルに始めたいというニーズに対応したサービスです。
Simplyは、AuDicsが提供するサービスの一部をパッケージとして提供しますので、システム構成のカスタマイズはできません。プラットフォームとしてのサービスを希望される場合は、AuDicsをご利用ください。
Simplyでは、AuDicsと同じく、利用法人ごとの占有環境の上に、電子監査調書システム(AQuA)用のサーバとデータベースを構築します。AQuAの機能そのものはAuDicsの機能と全く同じです。ただ、Simplyにおいては、ユーザはローカル端末上で調書作成を行い、作成した調書はVPN経由でAQuAにログインをしてアップします。AuDicsにおいては、VDIを利用した調書作成となる点で運用形態が異なります。
クライアント端末は、OSはWindows(Mac,iOS,Androidは不可)とMicrosoft OfficeのインストールされたPCを前提としており、OSとOfficeのバージョンに条件があります。なお、ローカル端末のデータセキュリティ、マルウェア対策は利用法人側にて対応(Simplyのサービス対象外)となります。
はい、可能です。Simplyではクライアント端末にソフトウェアVPNを入れて、外出先からAQuAに接続できます。また、Simplyでは事務所拠点とAQuAサーバのあるAWSとの間をVPNで接続しますので、利用法人において外出先から事務所へアクセスする環境をもっている法人では、Simply導入後、外出先から事務所拠点経由でAQuAに接続することも可能です。
リモートワークの方式は利用法人における既存のネットワーク環境によっても異なります。実情に応じた運用を導入時に検討してください。
はい、可能です。Simply上で、電子監査調書システムを利用している法人が、事務所規模の拡大・成⾧に応じて、より高度かつセキュアなプラットフォームを利用したい場合、将来的にAuDicsへ移行することができます(なお、Simply環境の再設定のほか、AuDicsへのアップグレードに伴う新規構築にかかる費用が別途発生します)。
AQuAに保存した電子監査調書は、利用法人の占有環境(VPC)に保存されます。保存するデータの暗号化や遠隔かつ複数ロケーションへの自動バックアップ、サーバの運用監視、万が一の時のデータベースのリストアなど、AuDicsと同様のサポートで保全されます。
監査調書データをはじめ、下記はSimplyからそのままAuDicsに引き継がれます。
SimplyからAuDicsへ移行すると、AQuAへの接続は仮想デスクトップ(VDI)となります。また、VDIの利用に伴い、セキュリティ対策はより充実したものとなります。下記はセキュリティに関する主なアップグレード項目とそのベネフィットになります。
まずは一度、ご相談ください。
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